母乳の出が悪くて、混合育児(混合栄養)にしました

妊娠後期に、思いがけず妊娠高血圧症候群になり
大変な思いをした、一人目の出産。

妊娠中は、母子ともに健康に、無事に出産を終えることが
私の人生最大の務めであり目標であり、
早く可愛い赤ちゃんをこの手に抱きたい、
その想いだけで、不安や悩み、
出産のトラブルや痛みを乗り越えられました。

そして、帝王切開にて、無事に誕生した
小さくてか弱い、可愛い息子。

出産後は、この子を丈夫に心身健康に育てることが
私のライフワークとなり、
エンドレスな母親としての生活が始まりました(笑)。

しかし、健康の基本である食事、
そう、赤ちゃんへ上げるおっぱいも、
私の場合、一筋縄ではいきませんでした^^;

私の母は、超安産で、
おっぱいも乳腺炎になったほどに張って張って困って、
たくさん出て、長女の私を完全母乳で育ててくれました。
おっぱい大好きだった私は、ミルクを嫌がって一滴も飲まず、
私の母親はいつも寝不足で、
ミルク育児をされていた他のお母さんの話を聞いては、
なになに、赤ちゃんが朝までぐっすり寝てくれる?!
なんて、羨ましく思うこともあったそうです。

それで、私の体のことを心配してくれて、

赤ちゃんには何よりも母乳がいいし、
おっぱいが沢山出る和食を中心に食べようね。
でも、夜寝る前だけは一度くらいミルクを足すと、
睡眠が少しは取れて、いいかもよ?

なんて言ってくれていました。

実際に、私と2才違いの弟の時には、
さすがの母も、私の育児にまだ手がかかる上に、
男の子は食欲旺盛で母乳が足りず、
生後4ヶ月目あたりからミルクを足していたそうです。

私自身、妊娠後期までは仕事もしていましたし、
出産後も、ある程度育児に慣れたら、
また、資格などを活かして仕事復帰していくつもりでしたので、
母乳以外のミルクも飲めた方が、万一、他の人に
息子を預けなくてはいけなくなった場合にもいいかな?
程度に考えていました。

そう、何がなんでも完全母乳で!というような考えは、
私自身も、家族の者もあまり持ってはいませんでした。

しかし、母親学級などで母乳育児のメリットを教えて貰ったり、
育児書などを読んだりしているうちに、
母乳が出るのならば、出来れば母乳中心で育ててみたいな、
赤ちゃんにおっぱいを吸って貰うのって、幸せだろうなぁ~、
と思うようになりました。

それで、妊娠後期に入り、流産の危険性がなくなると、
おっぱいのケアや簡単なマッサージなども自宅でしたりしていました。

お風呂で乳頭についた乳かすを綺麗に取り除いたり、
乳頭を柔らかく、赤ちゃんが吸いやすい形にするために、
助産師さんに教わったように、指でマッサージをしたりしていました。

しかし、思いがけず、帝王切開での出産となり、
母体の回復が遅れ、産後しばらくは頻回授乳などが出来なかったために、
最初から、お乳の張りも出も悪く、母乳育児はなかなか軌道に乗りませんでした。

息子がNICUに入院している時でも、一日に何度かおっぱいを搾乳して、
直接吸って貰えない時には、哺乳瓶に搾乳した母乳を移して
飲ませたりもしていましたが、やはり、これは大事なことのようです。

赤ちゃんに吸って貰うことで、乳管は開通して、
おっぱいも張って分泌量が増えますので、
最初の頃は、10CCとか少ししか出なくても、諦めずに、
搾乳したり、赤ちゃんに吸って貰うようにした方が良いようです。

私も、入院中は、産後の疲れで、ちょっと授乳をサボって、
ミルクを上げて貰ったりしたこともありますが、
もう少し、赤ちゃんを抱っこして、
授乳のリズムなど気にせずに、
母乳を頻繁に吸って貰うようにしていたら、
その後がスムーズだったかもなぁと思わないでもありません。

妊娠中は、母乳やミルクに関しては、
臨機応変に、緩やかに考えていたものの、
こんな感じで、最初から、母乳の出があまり良くなかったものですから、
おっぱいをもっと出したい、いや、出てくれ~という
切なる願いへと変わりました。

と言うのも、懸命におっぱいにしゃぶりついて、
美味しそうに飲む息子が本当に可愛くて、
お腹一杯飲ませてあげたいなぁ~と、やはり思うんです。

大学病院に入院中は、
母乳を飲んだ量を体重計で測っていたのですが、
50㏄以上出ている時もあり、助産師さんにも励まされていましたので、
頑張れば、母乳メインで行けるのではないか?との
希望も持っていました。

退院後、母乳の出が足りていない悩みを助産師さんに相談すると、
おっぱいの分泌量を増やす一番良い方法は頻繁にお乳を吸わせることで、

赤ちゃんが欲しがったら欲しがっただけあげて下さい、
ミルク缶の授乳回数や量は、ミルクオンリーの子のあくまでも目安なので、
おっぱいを増やしていきたいのなら、それは気にせずに、
新生児期は、一日に10回でも20回でもおっぱいを吸わせていいんです、
そうする内に、乳管が開通し、母乳の製造も増え、
2ヶ月目、3ヶ月目くらいには、授乳の回数も落ち着いてきますよ。

とのことで、実家の母のサポートが期待できる、
1,2ヶ月は、まずは、私はおっぱいを出すことに専念しよう、と
内心、決意していました。

家にいる時は、裸族のように上半身をはだけて、
おっぱいのマッサージをしている時も多かったように思います^^;
気持ちは、おっぱい製造マシーン、
母子のコミュニケーションの中心はおっぱいですから、
生活と私の頭の中心にいつもあるのは、おっぱいのことでした(笑)。

しかし、そんなにしょっちゅう飲ませていたら、
やはり、どうしてもお乳が溜まるのが追い付かないような気もしていました。

ある程度は、頻回授乳を試みはしたのですが、
徐々に、自分なりに、授乳量や授乳回数を、
試行錯誤、あんまり、私の負担がかかりすぎない程度の所で、
調節するようになったんです。

飲んだばかりで、溜まっていないおっぱいを吸っている赤ちゃんも、
何だかイライラしたり、きつくないのかなぁと感じることも
あったからかもしれません。

段々と、2~3時間おきの授乳を目安にするようになり、
午後から夕方にかけては、やはり分泌量が足りていないと思い、
母乳を吸わせた後にミルク少々飲ませるようになっていました。

母乳をもっとたくさん出したいと思う一方で、
低体重児で産まれましたので、やはり、
体格などを早く標準児に近づけたいという思いもあり、
泣いたりぐずったりする子にも負けまして、、、

私は、完全母乳まではこだわらず、望まずに、
母乳の出を増やす努力は続けながらも、
ミルクも併用しながら、発育曲線に沿って赤ちゃんが成長するよう、
それを一番優先したのかなぁとも思います。

強い力で吸わないといけないので顎や脳の発達にもよく、
免疫物質も豊富に含まれている母乳を出来るだけ飲ませてあげたい、
でも、低体重児だから、大きくもしなくてはいけない、という葛藤の中で、
私自身は、母乳は頑張れるだけは頑張ってみるけれど
母乳だけにこだわるよりも、やはり、赤ちゃんが順調に発育していけば、
検診などでも心配やストレスが減り、
私自身も安心して、気持ちにゆとりを持って子育てが出来そうな気がしたんだと思います。

私は、生真面目で優等生タイプのところが少々ありますので、
小児科の先生から、

「体重の増え方が少し足りないねぇ~。ミルクを足しましょうか?」

と言われると、ある程度は、指示に従っていた方が良いかな、と、
やはり、気になってしまうのです。。。

そんなこんなで、あたふたしながら、
母乳を諦めずに、まずは母乳メインで行きたいという自分自身の思いと、
体重を発育曲線に沿う形で増やしてあげたいという思いの中間をとって、
母乳とミルクの混合栄養を選びました。

息子が大きめで生まれていたら、
おっぱい足りないと少々泣かれようが、
もっと大らかに、なんとかなるさーと、
母乳だけで完母を目指していたかもしれませんが、
私は、基本的には、午前中と夜中は母乳のみ、
午後は、毎回、母乳+ミルクというリズムで、
生後9ヶ月くらいまではやっていきました。

それ以後は、離乳食をよく食べましたので、
離乳食+おっぱいだけで良くなりました。

息子の体重が順調に増えていっても、
生後6ヶ月までは、母乳だけを飲ませる時も設け、
出来る時は、たとえ前回の授乳から時間がそんなに経っていなくても、
頻回授乳を試みたり、お茶代わりにおっぱいを含ませたりすることも。
自分と赤ちゃんのタイミングがあって、吸って貰える機会がある時は、
ためらわずに、胸をはだけておっぱいをちょこちょこっと吸わせ、
母乳の分泌量を落とさないように、心がけていました。

6ヶ月を過ぎてからは、離乳食で母乳不足分を補えるようになりましたので、
一日のミルクの量をどんどん増やさなくても、なんとかなりました。

常に母子一体の生活で、授乳の際には、
どんなにお乳が張っていないようでも、
必ず母乳をミルクより先に上げるようにして、
ミルクだけの授乳の回と言うのは設けずに、
また、毎回、必ず右と左のおっぱいを吸って貰うことにより、
母乳の分泌が左右ともに減らないように気を付けました。

そうして、1歳と2ヶ月まで、何とか、
母乳をメインに(7~8割くらいかな、と)
ミルクを1日に1~3回足すという感じの混合育児
続けることが出来ました。
ミルクの量も、多くても一回につき、100㏄程度のことが
多かったです。

途中、母乳育児で何度も挫けそうになるたびに、
覗かせて頂いていたのが、下記のサイトなどでした。

→http://plaza.rakuten.co.jp/yokubarimama/
(魔法のおっぱい)

上記のHPで教わったのですが、
私のおっぱいは、後から考えると、
溜まり乳(張り乳)タイプ」ではなく、
どちらかと言えば、「差し乳タイプ」というもののようで、
普段は、おっぱいがそんなに張らず、
パンパンに張って溢れる程と言うことはなく、
分泌量も足りない感じ。

こんな感じのおっぱいは、
母乳を溜めるタイプのおっぱいではなく、
赤ちゃんが吸った時に、そのつど母乳を作って分泌するという、
授乳生産型」のおっぱいなのだそうです。

このようなタイプのおっぱいの場合は、
お乳が張らないから出ないと諦めてしまうのは早い場合が多く、
何度も赤ちゃんに吸わせて、
「もっと母乳を生産しなきゃ!」「どんどん作ってちょうだい!」と、
おっぱいに学習させていくことが分泌量を増やす秘訣なのだそうです。

確かに、私自身、何だか沢山吸って赤ちゃんも満足そうだなぁと思った時は、
おっぱいは貧弱でやわやわで小さ目なのに、赤ちゃんに吸われている時に、
奥の方から、おっぱいが湧き出ているような感覚があったんですね。
あの時に、おっぱいはまさにリアルタイムで製造されていたんでしょうね。

夕方など、授乳量が減ってガックシ来てしまい
ミルクを足していましたが、もう少し根気よく
頻回授乳に徹していれば、もしかすると、
私も、もっと母乳の量を増やせたのかもしれません。

しかし、やはり、一人目の時は、あれで精一杯だったのだろうなとも思うのは、
帝王切開の後、何週間か、どうしても、ミルクに頼らざるを得なくて、
「おっぱいに学習させる」ことが出来ずに
最初で躓いてしまったのが大きかったような気がしているのです。

実際に、おっぱいマッサージをして頂いた年配の助産師さんからも、
「出産後に、もっと吸ってもらって、乳管開通をしていないといけなかったね~」
と言われたことがあります。

私自身は、体質的には、本来は、母乳は出るタイプのようで、
二人目の時は、1歳の卒乳まで、ほぼ完全母乳で育てられましたので、
一人目の時は、最初の頻回授乳を徹底できなかったことが、
母乳が足りなかった一番大きな原因ではないかなぁと思います。

けれども、理想と現実の間を取った混合育児で、
息子は、比較的丈夫に順調に発育してくれ、
母乳が足りなかった分、離乳食を手を抜かずに心を込めて作ろうと、
私自身にも、次なる目標が出来ました。

そして、食事に気を配る育児を乳幼児の頃からずっと実践してきて、
息子は、風邪をなかなか引かない、
そして、味覚の発達した子に育ってくれている気がします。

母乳だけで育てられていても、アレルギーのひどいお子さんも何人も周囲にはいますし、
母乳とミルクと言うことだけで悩みすぎずに、
自分自身の信念や理想と、現実との間で
折り合いを付けたり、埋め合わせをしたりしながら、
原点にある子供への愛情は不足することがないように与えてあげられたら、
それでいいのかなぁと思っています(-^□^-)。

とにかく、その時その時、今しかやれないことや、
今できることを考えて、最善を尽くす気持ちでやっていれば、
やれることだけはやってきている、と、思えて、
後悔することが少ない気がします^^

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